5.マーケティングの発想で

広報活動をマーケティングの一般論にあてはめて考えると,
コンセプト・コンテンツ・メディア・フィードバックの4つが重要となります。
コンセプトとは,応募者が応募する理由を表現したものです。
応募者が自院に就職することでもたらされる利益を明確化し,利益をもたらすために,どのように環境を整えているのかを言葉にします。
先にも述べましたが,採用すべきターゲットを絞り,自院の特徴を明確化して,他院との差別化を認識しておくことが重要です。
次に,応募者にコンセプトを伝えるためのコンテンツは,「病院情報」「職場情報」「採用情報」の3つに集約できます。
「病院情報」の中には,病院のビジョンや看護部の情報などを具体的に盛り込み,病院の現状をロジカルに情報提供しなければなりません。
「職場情報」は,働く者の視点に立って,職場を具体的に表現します。
人的環境については,一緒に働くことがイメージできる工夫を行うなど,自院の強みを前面に出してアピールすることが大切です。
「採用情報」は,応募から入職までの道のりをイメージさせて安心感を与えるような情報提供が必要です。
コンテンツを流通させるのがメディアです。
メディアは,広く情報を発信して興味を持ってもらうための「母集団形成メディア」興味を持った人に,もっと詳しい情報と伝えるための「プロモーションメディア」直接接触を行うための「イベント」と大きく3つに分かれます。
最後にフィードバックですが,現在,応募者からの問い合わせは,電話よりも,インターネット上の就職サイトからのアプローチが多いですね。
タイムラグを軽減し,応募者へのフィードバックを瞬時に適切に対応することが, 自院のイメージアップとなり,応募者を逃がさないことに留意してくださいね。

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