課題解決の原点はコンセプトの再考が近道かも?

先週のことですが、徳島県看護協会様主催の研修会で講師を務めました。タイトルは「イキイキと働ける職場をつくるマネジメント」というものですが、その中にコンセプトをつくるという行があります。ふと、最近、病院、訪問看護ステーション、介護福祉施設などの経営者の方、管理責任者の方とお会いして、悩みや課題をお聞きしていると、それ自身が多岐に渡りすぎて皆さん大変だなあと感じています。しかし、よくよくお話を聞いていると、「うん?そもそもどういうコンセプトで経営されているんだろう?」と疑問が湧き、お聞きしてみると特にコンセプトを設定されているわけではないのだということがわかります。つまり、「誰に、何をして、どんな風に喜んでもらいたい」の「誰に(ターゲット)」と「何をして(便益)」がはっきりしていないことが多いのだなあと。例えば、採用活動でも「採用したい看護師」に「仕事を通じて期待すること、それが対象者にとってどんな便益となるかという提案」するというアプローチはされているところはかなり少なく、「条件提示」の求人情報の提示をされていることが多いようですね。ビジネスで言うところの価格競争に陥るということです。結局「採用したい看護師」に巡り合うことはほとんどなく、特に仕事の中身には期待せず、条件のいいところに就職しようという人が来るので、その人にとってはその条件で就職すればそれがゴールということになるのでしょうね。この「コンセプト」いうことの再考が様々な課題解決の原点なのではと思う今日この頃です。

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