「合同就職説明会が楽になりました」北里研究所病院(東京都)

看護師の個性をつぶさない育成に挑む 北里研究所病院看護部

19北里研究所病院の起源は、明治26年に設立された土筆ヶ岡(つくしがおか)養生園。これは、ペスト菌を発見した北里柴三郎博士が福澤諭吉氏の協力を得て創設した日本初の結核専門病院です。
土筆ヶ岡養生園が誕生したことで、結核で苦しむ多くの人たちの命が救われ、もっと多くの人を救うための研究拠点として大正時代に北里研究所が設立されたそうです。その後北里研究所付属病院が創設され、戦災で焼け落ちたものの復興に挑み、昭和29年北里研究所付属病院は再建されました。
このように長い歴史を刻んできた同院は、穏やかな人間関係があるというというのが特徴のひとつ。その風土を活かして、看護師の個性を潰さないよう心掛けながら、その人に応じたチャレンジを支援して看護部門の組織づくりに挑まれています。

看護部紹介パンフレット>>>※当サイトを離れます

合同説明会では興味だけ持ってもらえばいいのだと気が付きました

石田)東京にはたくさんの会社があるにもかかわらず、大阪にある当社にお声掛けいただけたことには、とてもうれしく思っています。本日は、私どもがお役に立てたのはどのようなことかを教えていただければと思います。

朝穂)石田さんから採用活動のお話をうかがい「合同就職説明会で長く学生を引き留めてはいけない」といわれた時はハッとしました。これまでは看護師募集のパンフレットがあるにもかかわらず、それとは別に看護部を説明する資料も準備して必死で説明して、学生を長い時間拘束していたのです。これじゃ説明する側も大変だし、学生も負担だろうと思いました。

石田)合同説明会ではダラダラ説明するのではなく、ポイントを絞って病院を紹介して「他とは違う」という印象を与えること。そして学生を心配している姿勢を示しましょうとお伝えした件ですね。

朝穂)合同説明会では興味だけ持ってもらえばいいのだと気が付きました。興味20を持ったら見学に来てもらい、そこで詳しく説明すればいいと思い、そのように気持ちを切り替えようと考えました。そして感じたのは、興味を持ってもらうことに、看護部のパンフレットが活かされていないということでした。
従来看護部パンフレットは複数の業者さんから提案をいただき、師長たちと話し合って決めていました。でも振り返れば、デザインがかわいいとか、ファイルが付いていてお得だとか、そんなことで比較していたと思いました。そうではなく、当院の看護部の特徴をコンパクトに網羅できているかを見なければいけなかったんですね。

石田)今年は当社がお手つだいをさせていただきましたが、興味を持ってもらえるような説明に活かせていますでしょうか?

朝穂)8ページのパンフレットを作っていただきましたが、制作段階ではスタッフに「当院のいいところ」のアンケートを取って“ウリ”をアセスメントするとともに、私たちの話をじっくり聴いてくださったので、私たちが伝えたかったことが凝縮されたものになっています。だから説明会はこれだけを使って簡単に説明できるようになりました。

石田)若い看護師さんも説明会に行かれているんですよね?

朝穂)毎回、若い看護師も一緒に行き、病院の説明は私たちが行い、その後はバトンタッチして日常看護の話をしてもらっています。
「良いこと言おうとしなくていいので、いつも通りの話をしてね」とだけ伝えていますが、学生とうまく会話をして見学につなげてくれるんです。何を話しているか聞き耳を立てていたら自然に話せないと思い、私は席を離れて聞かないようにしているので何を話しているのかはわからないですけど(笑)

石田)頼もしい限りですね!部長のその姿勢から、メンバーを信頼されている様子が伝わるのも大きいのではないでしょうか。

朝穂)だって信頼していますから・・・(笑)

看護師さんのナラティブは、その病院の独自性を伝える武器

石田)私ど21もは、看護師さんのナラティブこそが、その病院の独自性を伝えるものだと考えています。その病院で繰り広げられる看護師さんの日常を求職者は選ぶのですから。
だから説明会でも素の姿を伝えることが大切ですね。

朝穂)もうひとつ、看護の日にちなんで、各部署が看護の魅力を伝える手つくりポスターを作ったんです。内容は「やっぱり看護が好き」と思える一言コメントを綴ったり、「こんな患者さまの一言で救われる」と思うコメントを綴ったり、各部署がテーマを持って作ったポスターなのですが、スタッフの笑顔あふれる写真も載せられていて、「これも説明会で活用しよう」と思って使っています。

石田)それはいいですね。看護師さんの看護への思いで惹きつける効果も期待できそうですね!そんな工夫は功をなしておられますか?

朝穂)おかげさまで、今年は、例年に比べて採用の出だしが好調なんです。この調子で頑張って、求める人材の採用へとつなげていきたいと思っています。

石田)看護部は病院の一大勢力であり、看護師さんの採用活動は病院づくりにとって重要な役割を担っています。そんな重要な活動をこれからもお手伝いできたらうれしく思います。どうぞよろしくお願いします。

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