ドラッガー理論を看護マネジメントに活かす方法

マネジメントの発明者といわれるドラッカー(Peter Ferdinand Drucker,)。看護師さんがマネジメントを学ぶとき、ドラッガーの著書を手にされる方も多いようです。しかし「理論は納得できるけれど、臨床現場でうまく活用できない」とか「企業と病院は違うので、どこか内容に違和感がある」という声を耳にします。そこで今回は、ドラッガー理論を医療現場の視点を交えてやさしくひも解き、看護マネジメントに活かす方法を考えてみたいと思います。

管理という言葉のプレッシャー

「看護管理学」という学問があるように、看護の業界ではマネジメントに対して「管理」という言葉が一般的に使われているようです。しかしこの「管理」という言葉がマネージャーのみなさんを苦しめているのではではないでしょうか。そもそもマネジメントとは経営あるいは管理と訳せますが、これを管理と訳すことで、マネージャーは管理する人、すなわち全てを把握してコントロールする人というイメージをしてしまいがちです。そんなイメージを持ってマネジメントをすることによって、自分を苦しめるばかりではなく、組織の広がりがなくなっていきます。マネージャーとは組織を経営する人です。では、組織を経営するとはどういうことでしょう?それをドラッガーの理論をなぞりながら考えていくことにしましょう。

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